今回はこちらの本をご紹介します。
『時間革命 1秒もムダに生きるな/堀江貴文』
(2022/06/04 05:08:31時点 楽天市場調べ-詳細)
結論:時間はお金よりも大切なもの。時間が命
忙しくて自分の時間がない、時間を効率化したいなど時間の悩みを抱えるビジネスパーソンに救いの手を差し伸べる著書となっていますので是非最後までご覧になって下さい。
本書の結論は以下です。
1.Time is MoneyではなくTime is Life
2.隙間時間はゴールデンタイム
3.素直にはまることが成功の鍵
4.時間を大きく奪うのは不健康
5.長期目標はいらない
以降でこの５つのポイントを具体例を交えながら深掘りしていきます。
目次
Time is MoneyではなくTime is Life
堀江式時間術を知る前にまずは著者の時間に対する考え方に触れておきたいと思います。
ここは本書の核となる部分です。
堀江さんは「時間はお金よりも大切なもの」と述べています。
よくTime is Moneyと言われますが何よりも尊いのは時間です。
お金は失っても取り戻すことができますが時間は一度失えば永遠に取り戻すことはできません。
時間は命というのが真実なのです。
著者がTime is Lifeを痛感した出来事があります。
証券取引法違反の疑いで逮捕された時の事です。
2011年から1年9ヶ月にわたって刑務所に収監されました。
著者に与えられた役割は衛生係。
受刑者等の介助をする仕事で他人のために時間を費やします。
自分の時間が全くない生活がどれほど苦痛か身にしみて分かったそうです。
この経験から時間は尊く人間にとって一番大事なものだと悟りました。
隙間時間はゴールデンタイム
時間を生み出すには効率を上げたり、スピードを上げたりすることよりも無駄を減らすことが一番効果的です。
皆さんは電車の待ち時間や移動時間に何をしていますか？
スマホでゲームをしている、SNSで誰かと会話をしているのではないでしょうか。
実のところこの隙間時間の無駄を減らすだけで飛躍的に時間を生み出すことができるのです。
隙間時間はせいぜい5から10分の時間ですが、実はこの締め切りのある時間は最高に集中できるゴールデンタイムなのです。
著者はこの隙間時間で5分あるから原稿のチェックしよう。
30分あるからアプリでWeb記事を２本確認しようなどと有効活用しています。
隙間時間成功のコツはあらかじめ何をやるか決めておくことです。
それも5分10分30分など時間によって細かく決めておくことでサクサクとこなすことができるのです。
素直にはまることが成功の鍵
時間の効率化において著者は次のように述べています。
「努力するなハマれ。」
これはハマることで夢中になり時間密度が濃くなることを意味します。
一般的に時間効率を上げるには努力してスピードアップを目指します。
しかし堀江式はハマることで時間効率を上げます。
著者は無駄な努力はせず、気になったことにかぶりつき、ハマったことで成功しました。
運命の出会いだったインターネットも何も考えずに一つのことにハマった結果です。
東大時代に競馬にハマり、友達付き合いもしないで毎日狂ったように馬券を買い漁っていました。
資金が必要になりアルバイトを始め、そこでインターネットと出会います。
もし競馬にハマっていなかったら成功はなかったでしょう。
このことから自分の前に現れた気になるものに素直に飛びつきハマることで時間を革命することができたのです。
時間を大きく奪うのは不健康
病気は時間を減らす最大の敵です。
つまり健康を意識し、病気にならないことは大きな時間を生み出していることになるのです。
著者が病気を防ぐために意識していることは最低限の食事のリテラシー、睡眠時間の確保、ストレス対策です。
とりわけ重要なのが睡眠時間の確保です。
現代人は忙しい割りにやることが多く睡眠時間を削る傾向があります。
しかしこの睡眠時間を削る行為は寿命の前借りをしているようなものであり愚かな行為としか言いようがありません。
さらに睡眠時間を削ると翌日のパフォーマンスが下がり、結局のところ生産性を下げていることになるのです。
この睡眠時間を削らないように著者が心がけていることは仕事を持ち越さないことです。
残りは明日やればいいではなく必ずその日のうちに終わらせるといいます。
残された時間内で終わらせるを優先することで仕事が終わり頭をまっさらにして眠りにつくことができるのです。
長期目標はいらない
最後にご紹介するのは究極の無駄を排除する方法です。
著者のいう究極の無駄として長期的な目標があります。
よく成功している人は皆長期的な目標を打ち立ててそれに向かって突き進むと言われますが、著者は長期的な目標なんて持ったことがないと言います。
なぜなら長期的な目標は考えても仕方のないことで、その時間は無駄になることがほとんどだからです。
では長期的な目標を立てないで成功するにはどうしたらいいのでしょうか？
それは好奇心の赴くまま、やりたいことだけをやればいいのです。
リスク、目標、シミュレーションと言った空虚なことで頭を満たすのは時間の無駄遣いです。
子供のように目の前のものを好奇心の赴くまま全力で楽しんだ方がよっぽど大きなことを成し遂げられます。
反対に意味のある目標にしたければ短期目標の方が効果的です。
目標を立てたらすぐに行動しなければならない短期目標は一番効果的です。
目標より行動を意識することがハマることへつながり、結果として時間に革命を起こすことができるのです。
まとめ
1.時間は命と心得ましょう
2.隙間時間に何をやるか決めましょう
3.はまれることを見つけましょう
4.健康を第一に考えましょう
5.短期目標を打ち立てましょう
より詳しく知りたいと思った方は購入して学んでみてください。
読書への自己投資はリターンが大きいです。
読んでインプットするだけではなく、読んだ後に行動してアウトプットしてみてくださいね。
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今回は以上になります。
参考になれば嬉しいです。
