今回はこちらの本をご紹介します。
『本当の自由を手に入れるお金の大学/両@リベ大学長』
結論:生活費<資産所得を目指そう
著者の両学長は日本一自由な会社の社長、登録60万人越えのユーチューバーとしても人気を集める人物です。
分かりやすく有益な情報を発信しているのでチャンネル登録しておいて損はないと思います。(むしろ得しかないですよ)
経済的自由はどうしたら手に入るんだと頭を抱えるビジネスパーソンにお金の知識をわかりやすくお伝えしますので是非最後までご覧になって下さい。
経済的自由とは何か知りたい方
具体的に何から始めれば良いか知りたい方
着実に資産を貯める方法が分かる
読んで行動すれば経済的自由への1歩を踏み出せる
本書の結論は以下の4つです。
1.大原則は生活費<資産所得
2.貯めるには減らすこと
3.稼ぐには給与所得と事業所得
4.増やすには準備が必要
目次
大原則は生活費<資産所得
本書は皆さんが喉から手が出るほど知りたい経済的自由になるための具体的方法論がまとめられたものです。
では質問ですが、そもそも経済的自由とは一体どんな状態のことを表すのでしょう?
仕事をしなくていい状態、お金に困っていない状態、確かに正解なんですがもう少し具体的に言いますと、生活費<資産所得という状態です。
これはお金の大原則とも言われ、著者である両学長は「経済的自由を目指すには生活費を減らして資産所得を増やす」と述べています。
例えば
資産所得が月1万円あれば水道、光熱費が賄える。
資産所得が月3万円あれば食品が賄える。
資産所得が月7万円あれば家賃が賄える
といった具合に資産所得が増える程使えるお金が増えていきます。
つまり生活費を減らしながら資産所得を増やしていけばいずれ生活費<資産所得といった状態になるのです。
では具体的に何をすれば生活費<資産所得という状態にできるのでしょうか?
それが両学長が唱えるお金に関する5つの力を身に付けることです。
5つの力とは・・・
1貯める
2稼ぐ
3増やす
4守る
5使う
貯めるとは支出を減らしてお金を貯める力のことを指します。
固定費の削減や節税をし、生活の満足度を下げずに支出を減らします。
稼ぐとは収入を増やす力のことを指します。
給与所得や事業所得で十分な収入を得ます。
増やすとは資産を増やす力のことを指します。
不動産投資や配当、利子などの投資で資産を増やしていきます。
守るとは資産を減らさない力のことを指します。
詐欺やぼったくりに気をつけながら節税して資産を守ります。
使うとは人生を豊かにすることにお金を使う力のことを指します。
人生の満足度が高まるようなお金の使い方です。
この記事では5つのうち3つの力について解説していきます。
残りの2つも知りたいよって方はリンクを貼っておきますので購入して学んでみてください。
貯めるには減らすこと
さてここからは生活費<資産所得という状態にするために必要な力について解説します。
1つ目の力が貯める力です。
両学長曰く貯める力とは生活の満足度を下げずに支出を減らす力と唱えています。
この力が身につくと資産を貯めるスピードが速くなります。
そもそもなぜこの貯める力を最初に紹介するのかと言うと、やる気次第で今すぐ成果を出せるからです。
ここでお金持ちの大原則を思い出してみてください。
生活費<資産所得でしたね。
資産所得が生活費を上回るには資産所得を大きくすれば良いと考えますが、実は生活費を小さくすることが一番手っ取り早いんです。
なのでまずは支出を減らすことが優先となります。
ではどうしたら支出を減らすことができるのか?
それが次の2つの考え方です。
1つ目が1回の支出より固定費を見直す。
効率良く支出を減らすには毎月かかり続ける固定費を減らすことです。
例えば5000円の固定費がある場合、年間6万円払うことになります。
もしこの固定費をなくすことができればこの6万円は払わずに済むのです。
2つ目が金額が大きな支出から見直す。
金額が小さな支出を減らすより金額が大きな支出を減らす方が効果的です。
例えば食費を切り詰めるために安売り品を買うというのは小さな支出なので効率が低いです。
それよりも大きな買い物やローンなどの支出を減らすことの方が効率的なのです。
では具体的にどんな固定費を見直せばいいのでしょうか?
主として挙げられるのが通信費、光熱費、保険、家、車、税金の6つです。
これらの固定費は比較的見直し安いので効率良く支出を減らすことができるといいます。
通信費、光熱費に関しては楽天のサービスを利用する楽天経済圏がおススメです。
稼ぐには給与所得と事業所得
次に解説するのは稼ぐ力です。
生活費<資産所得を目指す上で生活費を減らすことが大切と説明しましたが、これをさらに加速させる方法があります。
それが資産所得そのものを大きくすることです。
なぜかというといくら生活費を切り詰めても、稼ぐ力が無いと小さな資産しか買えないからです。
小さな資産しか買えなければ経済的自由へ到達するのに時間がかかりすぎてしまうんです。
だからこそ次に重要となってくるのが稼ぐ力なんですね。
じゃあこの稼ぐ力を身につけるにはどうしたらいいのでしょう?
まずは収入について知りましょう。
収入は大きく分けて給与所得と事業所得の2つがあります。
給与所得・・・お給料のことで会社などに雇われて時間と引き換えにお金が得られるというもの。
毎月決まった金額が得られるので安定性が高いという特徴がある。
事業所得・・・自分の事業から得られるお金の事。
給与所得より安定性はありませんが成長性があるのでうまく仕組み化すれば資産所得になる。税金をコントロールしやすい特徴がある。
このどちらかの所得を増やすのではなく、2つの所得をバランス良く増やすことがポイントです。
まず安定性の高い給与所得で生活の基盤を固めます。
同時に成長性の高い事業所得を育てていくことで稼ぐ力を大きくすることができるのです。
両学長いわく事業所得を育てるには最初はサラリーマンのままスモールビジネスをスタートさせることがお勧めと述べています。
以上を踏まえながら、安定性x成長性x節税効果を確立することで最強の稼ぐ力が手に入るのです。
増やすには準備が必要
最後はお金を増やす力について解説します。
この力が身につくと何と働かなくても収入が得られちゃうんです。
資産所得を大きくするためには稼ぐ力を身につけろと言いましたが、実のところこれだけでは経済的自由には未だ到達できないのです。
なぜって給与所得にしろ事業所得にしろ働くのを止めたら収入がゼロになっちゃうからです。
だからこそ今から紹介する増やす力が必要なんです。
この増やす力を一言で言うと投資です。
自分が働くのではなく資産を働かせることを意味します。
では具体的にどんな投資なんでしょう?
初心者にオススメなのが株式、債券、不動産、コモディティ、預金の5つです。
その前に大事なことを忘れていました。
投資を始める前の超大事な準備です。
それが生活防衛資金を確保することです。
生活防衛資金・・・文字通り生活を防衛するための資金。
リストラされた、病気になった、事故にあったなど急なトラブルで収入が途絶えた時に生活を維持するためのセーフティネットのようなもの。
そもそもですが投資するお金と生活防衛資金を一緒にするのはかなり危険なので分けて考えましょう。
では一体いくら必要なんでしょう?
両学長曰く会社員なら生活費6ヶ月分、自営業なら1年分と言います。
会社員の場合、傷病手当や失業保険などがあるので6ヶ月分、自営業者の場合は保証が少ないので倍の1年分という数字になります。
両学長はその生活防衛資金が貯まってから投資することを勧めています。
以上を踏まえ増やす力を身に付けるにはまず生活を守るお金を準備することからスタートしましょう。
まとめ
1.経済的自由になるための5つの力を身につけましょう
2.固定費の見直しをしましょう
3.スモールビジネスを始めましょう
4.生活を守るお金を貯めてから投資しましょう
今回は本当の自由を手に入れるお金の大学の重要なポイントのみに絞って解説してきました。
より詳しく知りたいと思った方は購入して学んでみてください。
読書への自己投資はリターンが大きいです。
読んでインプットするだけではなく、読んだ後に行動してアウトプットしてみてください。
今回は以上になります。
ありがとうございました!